
ラジオ技術 創刊第2号(5月号)
「どんなに立派なセットを作っても、それをフルに働かせるには、十分な測定器を備えねばならぬ。われわれは1台でも多く測定器をもとう」。
創刊2号では、「ラジオ技術者よ測定器をもて!」という論説にはじまり、「測定器の作り方」を特集する。
簡単なチューブチェッカーからオッシログラフまで6種の測定器の作り方を掲載。そのほか、音響機器の超小型コンデンサー・マイクロホンや直結式並4球受信機の作り方、初心者向けに鉱石式受信機の作り方などを掲載する。
また、編集人・石井富好により、「米進駐軍WVTR放送」の技師長とのやりとりが語られる。「アメリカ・ラジオ界の現状と動向」についてふれたところ、「アメリカの業界を語るにはあまりに時間が少なすぎる。それよりもあなたがたは、もっと現在を探究してから次へ前進すべきだ」と指摘されてしまった。アメリカに追いつけ、追い越せの時代、このことを石井は「われわれ=日本人の最大の弱点」として心に刻み、感謝の意を述べている。
復刻版なので、広告なども当時のそのままに掲載されている。時代背景がうかがえ、レトロな空気感にも味わいがある。

[CONTENTS]
論説ラジオ技術者よ測定器をもて!
音響
再生音の改善法
今月の技術
模写電信装置の解説
設計
ラジオ受信機設計講座(2)
電子管
真空管の特性曲線と利用法(2)
本誌企画第一回発表・紙上討論会
「受信管の品種規格はこれでよいか?」
測定
3バンドテスト・オッシレーターの作り方
中間周波試験器の製作
直結式静電容量計の作り方
"SIGNAL-TRACER"の試作
ブラウン管オッシログラフ
音響
超小型コンデンサー・マイク
製作
"Luncheon-Box"Size増幅器
ロフチン並4球受信機の作り方
短波オートダイン受信機
鉱石式受信機の作り方
Pin-Up
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